遺品整理業の需要は高いが、トラブルも増えている
最近では核家族化が進んで、孤独死も増加しています。
そのため、亡くなった人の遺品を家族が整理するのではなく、「遺品整理業者」に依頼するケースも増えてきています。
近くに住んでいたのなら、遺品整理も出来る人も多いのでしょうが、とくに遠方に住んでいる場合で、亡くなった人が借家に住んでいた場合、早急に部屋の明け渡しを要求される場合があるようです。
そんな時はどうしても時間がとれないので、「遺品整理業者」に依頼するようですが、実は業者とのトラブルも増えているのが現状です。
それは明確な法規制がないため、高額請求などをする悪質業者がなかにはいるからです。
また回収した遺品を不法投棄するなどのトラブルも目立つようです。
遺品の回収や処分には市町村による一般廃棄物収集運搬の許可が必要なのですが、無許可で行っている業者もいるので注意が必要です。
そこで全国で初めて北海道千歳市のリサイクル業者など6社でつくる「遺品整理士認定協会」が「遺品整理士」の資格制度を創設したようです。
九州・山口でも資格を取る動きが広がっているようなので、そのうち全国に広がると思いますね。
消費者が安心して業者選びができるようになるといいのですが、まだ今のところは自分でチェックして注意して業者を選ぶ必要がありますね。
遺品整理の不用品を処分するのに買取サイト利用も視野に
遺品整理をして、自分には必要ないけれど、まだ新しくて使えるものがあった場合などは不用品買取サイトの利用なども考えてみてはいかがでしょうか?
とくに書籍やCD・DVDなどはイーブックオフなどで買取をしています。
同じネットオフはブランド品・バッグや貴金属などの買取もしているので、査定してもらうといいかもしれませんね。
故人がフィギュアとかのコレクションをしていたなら、そういったものも買い取ってくれる場合もあります。
家電などで新品に近いものはリサイクルショップに売るという手段も考えられます。
すべてゴミとして処分しないで、買取サイトの利用も視野に入れ、あとを不用品の回収センターなどを利用するという方法もあります。
大量の荷物がある場合は見積が必要ですが、安心な定額パックを用意してある業者もあります。
定額パックには分別の必要もなく、規定のカゴ車、軽トラック、2tトラックの詰め放題パックなどがありますから、こういったものを利用してもいいですね。
また自分で引き取る荷物がある程度あるなら、単身パックなどを利用して自宅に送るという方法もあります。
単品でいくつもの荷物を送るより、安く済む場合がありますから、数社に見積もりを出してみることをおススメします。